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2010 年07 月14 日

毎日が充実

 満足する、ということにもそれなりのパワーが必要なのではないかと最近思った。
 人様から「つまらない事」と言われるかもしれないが、最近なぜか夜寝る前には「充実して満足できた一日だったなぁ」と思える事が多い。
 勿論楽しく愉快なことばかりではないが。
 一頃から比べると格段と行く機会が少なくなったが、パチンコで大負けした時も、確かに店を出るときには「チクショウ!」と思うこともある。
 しかしながら、昔から「健忘症」の癖が直らずに、寝る時には「そういえばあんな演出は初めて見たなぁ」と言う感情に変わって、楽しかった記憶に摩り替わってしまうので、寝る時にはそれなりに充実していると思えるのである。
 だからという訳であるのか無いのか本人にも判らないが、満足してしまって、日記を書く気持ちらならずに、最近日記のつけ忘れが頻発している。
 で、時々「そういえばこんな楽しい事があったのは何時何時だったよなぁ」と思い出しながら、遡って日記に書き留めておくようなズボラな事になってしまった。
 でも、それすらも「充実していたなぁ」と思えるのは、一面からすれば「ボケの始まり」なのかも知れないと、少し反省したりそれすらをも愉しんだりしている。
 在職中を初めとして、我々団塊の世代はどこへ行っても「狭き門」ばかりを潜り抜ける必要があったし、それが習い性になって「負けるものか」と頑張ってきたような気がする。
 でも、それなりに今はあるのかどうか知らないが、「歌声喫茶」で大きな濁声を上げてロシア民謡などを歌って陽気に発散していたことを思うと、案外まだまだ余裕があったのかもしれない。
 それを今に置き換えれば、少なくとも「他人を追い抜く」必要が無い分、充実感が増しているのだと思えば、ボケの始まりだろうが何だろうが、本人としては十分に満足である。

投稿者:つねちゃん
at 06 :52| 日記 | コメント(0 )

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