2010 年07 月20 日
人に問うよりまず己に問え
新聞投書に同年輩の人が「最近の若い人は」と言うようなことを嘆いておられる。私も最初の投書は多分そんな趣旨であったように思う。
太古の昔に書かれた遺跡にも、同様な言葉があるというから、これは古代から変わらないものらしい。
でも、最近は殆どその種の投書はしないようにしている(つもりである)。
それは、表題の通り「その若い人を育てたのは自分たちではないのか」と言う事に気が付いたからである。
嘆く対象のことを自分の子供は決してやっていないだろうか、と思うと、冷や汗三斗の思いである。
自分は常に正しい、と言える人がいたらその人は多分同様に「私は嘘をつかない」と言うのだろうか。
そんな風に考えると、どうも「冷や汗三斗」くらいではなく、最近少しばかり凝っている(こんな言い方自体が不謹慎なのかもしれないのだが)仏教の言葉の「十悪・五逆の罪人」に近くなるのではなかろうか。
何もそこまで大袈裟に考えなくてもいいのだろうが、殆どの場合「自分のことは棚に上げて」と言う風に人を非難する事が多い。
こう書いている自分自身も、どうもそうである。
でも、言い訳にしかならないけれど、こんな事に気がつくこと自体が良いのではないかとも思っている。
それに気がつかないで、投書して満悦しているようにはなりたくないものである。
どうも急に暑くなったせいか、思うように文章が出てこない。
週末から夏休みを頂くが、それまではなんとしても続けたいものと思ってている。
まぁ、どの道駄文だから余り気にすることもないか。 (笑い)
投稿者:つねちゃん
at 09 :21| 子育て
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