2010 年08 月20 日
フェールセーフ ボツネタ
プリウスの事故については、米国で「虚偽申告」が話題になっている。30数年間ソフトウェアの仕事をしてきて、「バグ(不具合)の無いソフトは無い」と言うことは身に染み込んでいる。
だからこそ、業界の常識として「不具合に遭遇したときの安全回避策」を講じている。
今回の件について、「走る凶器」との異名を持つ車についても、当然のことと考えられているはずだと思う。
まだ初心者だったころに聞いた話が、もっとも判り易いたとえ話だが、交通信号の管制システムで万が一ソフトウェアのトラブルに遭遇したときには、全ての信号を「赤」に変えるような対策が採られていると聞き、感心した覚えがある。
名づけて「フェールセーフ」と言う用語を使っていたが、フェール(失敗)した時でも、セーフ(安全)側に切り替える、と言う用語が判り易かった。
だからと言って、ソフト技術者は慢心することなく、品質の向上に努めて欲しいとOBとしては思うのだが、使う側も「万一の場合」を考えながら運転に慎重であって欲しいと自戒を込めて思う。
気が付いたら何故か昨日「付け忘れ」をしていたようである。
したがって、これは19日分である。
投稿者:つねちゃん
at 09 :40| 交通安全
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