2010 年08 月23 日
後継者を育てよう 採用された
在職中、管理者に登用されたときの研修で「仕事上での活躍はもちろん期待されているのだが、それと同様か、それ以上に期待されているのは『後継者の育成』である」と教え込まれた。会社が長い間存続してゆくためには、次々と後継者を育成し、バトンを渡してゆく必要がある。
最近は退職年齢が過ぎても、後継者がいないとの理由でまだ在職中の人が散見される。
生涯現役は尊敬するし、本音としてはうらやましい気分でもある。
しかし、会社として考えた場合は、果たしてどうなのだろうか。
後継者育成には、多分の費用が掛かるのは自明の理。
適切な循環を行いつつ、永続性を見つけ出すのが、会社経営ではないのだろうか。
後継者は、「居る」ものではなく、「育てる」ものだろう。
平均年齢が70歳になろうとする政党が現れた。
それ自体を非難する気持ちはないが、ぜひとも後継者を育成して、組織の永続性を期待したいものだ。
この投書を見た人から直接、間接的に「とは言うものの」という論理を聞いた。
「親方日の丸の会社だから、できることだよ」とも揶揄された。
しかしながら、リタイアして大分経つが、この信念だけは変わらない。
将棋の駒のように、取った飛車や角が敵方で同じような役目をしてこちらを攻めると考えると、ヘッドハンティングというものも空恐ろしくなる。
投稿者:つねちゃん
at 09 :23| 子育て
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