2010 年09 月08 日
焼け石に水、に続く言葉は
「思い」だったら嫌だなぁー。在職中はかなりの努力がそのように感じられたものである。
何だか一人で頑張っている事が、空回りに思え、誰の目にも留まらず「ジュッ」という音もせずに消え去ってしまうような気がしたものだ。
正直「もう辞めようか」とも思ったりしたのだが、幸か不幸か部下を持つ身だったので、それも出来ず、表面的にはそれなりの態度をしていたように思う。
でも、これが「匂い」だったらどうだろうか。
猛暑、酷暑の今年は矢鱈そんな匂いに出くわしたが、必ずしも「臭い」ばかりではなかったような気がする。
朝晩畑や鉢物に水遣りをするのだが、その都度カラカラに乾いていたので、これでは折角の植物も枯れても仕様が無いか、位に思っていた。
とは言うものの、折角やってきたのだから精一杯水遣りをするのだが、そんな時に匂うのがこの匂いだった。
最初は気にも留めなかったのだが、段々それが土からの感謝の匂いではないかと、例によって極楽トンボのような感覚を持つのだが、それはそれで楽しいと自然に思われるようになっている自分が楽しい。
確かに水分不足で十分に成長しなかったものもあるが、胡瓜、茄子、ピーマン、トマト、オクラ等は大変な豊作だった。
表題の言葉は「無駄なこと」の象徴だろうが、後に続く言葉を少し変えれば、案外そうでもないように思う。
今日は台風の影響で、朝早くから土砂降りの状況である。
これではとても「匂い」を体験できないが、おかげで水遣りの作業をサボる事が出来た、それも嬉しい。
投稿者:つねちゃん
at 10 :06| 園芸
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