2010 年09 月15 日
斜陽産業
本当のところ果たしてそうなのか判らないが、言われると「そうかも知れないなぁ」という事がある。今回のテーマもそんな中の一つである。
一時期は「何兆円産業」といわれてきたパチンコ業界もいまや斜陽産業になりつつあるという噂がネットで知らされた。
つい先日、私も長い間趣味の一つだったパチンコをきっぱり辞めてしまった後だっただけに、「さもありなん」と思ったものである。
思えば「立てばパチンコ」の時代から「開け開けチューリップ」、フィーバーが現れた時代は仕事に熱中していたので、暫く縁遠かったが、ストーリー物や歌手物が現れた頃からまたかなりはまってしまった。
水戸黄門、大江戸捜査網、美空ひばり、天童よしみなどを愉しんだ。
その中でも圧巻だったのは「冬のソナタ」と「必殺仕事人」だったろうか。
二つとも一通り最後までやる事が出来たので、儲かってはいないが満足している。
辞めた原因の大きなものは「刺激を感じなくなった」からである。
同時にTVのパチンコ番組の予約も取り消してしまったから、もう始まることもあるまい、タバコを辞めた時と同じような気分で無理は無さそうである。
斜陽産業かもしれないと思ったのは、ホールの状況である。
従来の4パチ(1個が4円)のコーナーには新しい台が多く並んでいるのに、ガラーンとしていて、1パチ(最近は0.5パチというものにも出会った)などのコーナーには空き台を探さなければならないほど込んでいる。
これでは勝っても負けても店の維持費などを考えると採算が合わなくなり、大規模チェーン店以外は消えてしまう状況が顕著である。
そうなると競争相手が居なくなり、自然消滅という事になるのだろう。
それはまだ良いのだが、その後の広大な敷地が「ゴーストタウン化」するのが哀しい。
個人的にはまた新しい趣味を探すのが楽しみである。
投稿者:つねちゃん
at 08 :23| 趣味
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