<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2010 年11 月02 日

結婚式

 昨日に引き続きの話題で恐縮である。
 息子は神式だったが、娘は教会式の物だった。
 何故か最近は別にクリスチャンでもないのに、教会式のものが流行るのは何故だろうか。
 これを機に洗礼を受けたりするものではないだろうし、娘たちにしてもそんな素振りは全くない。
 私自身は、家で行ったので、特別「何式」と言うことはなかった。
 一頃は「お金がなかったので」と言っていたのだが、むしろ最近の式場方式のほうがお金が掛からないようになっているのではないだろうか。
 少なくとも家族や近所の人に賄いを頼んで、その後のことを考えるとよほど簡潔になってしまっているのは間違いがない。
 友人も殆ど神式か協会式だったが、最近流行り(なのだろう)人前式というものにも立ち会った事があった。
 直接参列した訳ではないが「仏式」と言うものを見かけたこともあるが、これは見ているだけで「大変だなぁ」と思ったものである。
 神式も教会式も、全て段取りが決まっていて、両家および新郎新婦の名前などを「空欄を埋めよ」式になっているようである。
 披露宴も特別なサプライズなどは殆どの場合無く、僅かにあるとすれば新郎の友人などにより寸劇で笑いを取ることくらいだろうか。
 だからかも知れないが、新郎新婦は安心して注がれた飲み物を半分くらいにこやかに何の心配もせずに過ごす事が出来るのだろうから、安心ばっかりである。
 そんな中で「今後波風も立つだろう」的な挨拶を聞いたところで、耳に入るものではなかろう。
 むしろ一番大変なのは新郎新婦の御両親であろう。
 是非とも新郎新婦は、後になって撮られているビデオの御両親に目を注いでもらいたいと思っている。
 そこには、「子を思う親」として苦労なさっている御両親の気持ちがたっぷりと映っているはずである。
 決して、仏様でも、キリスト様でも八百万の神様でもなく、具体的に苦労なさっている人の姿が見えるはずである。 

投稿者:つねちゃん
at 08 :27| 興味あること | コメント(0 )

◆この記事へのコメント:

※必須