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2010 年11 月26 日

孫の姉妹げんか

 小学校1年生と年中さんの二人の孫に恵まれている私は果報者である。
 また、事情があって内孫だけれど別居している4ヶ月余りの孫も定期的に写真が届くのでこれもまた果報者であると自負している。
 自負、と言う言葉はこの際適切ではないというご指摘もあろうが、なぁーに、これも皆私がやったことだと思えば、そう思っても別に罪にはならないだろう。
 同居の孫の最近の喧嘩原因は、家事手伝いによるものが多い。
 「私これをやる」、「これはあんたに出来ないでしょう、だから私がやる」と言うものから、宿題なのか自分勝手な遊びなのか、母親から言われて嫌々ながらしている後片付けなのかはその時によって違うのだが、お手伝いに間に合わない場合がある。
 基本的にそれは自分のせいだとは薄々理解しているようだけれども、腹の虫が収まらずに、「私やりたかったのに」といつまでも愚図愚図して、挙句にその矛先が姉妹に向いて喧嘩になってしまう。
 年齢的には2歳の差なのだが、事実は1歳と半年くらいだし、体格的には妹もそんなに引けを取らないので、どちらかが一方的に勝つと言う事は無く、その時その時である。
 母親としての娘と家内は盛んに「あなたが悪い」と決め付けてしまうので、本人としては判ってはいるのだろうが「何で私だけが」と言う事が悲しくなるのだろう。
 爺馬鹿の私としては、静観しているのだが、それが「逃げ道」と思うらしく、一旦けりがついた形になった後で殆どの場合「ジィちゃん」と甘えてくる。
 だけれど、やはり自分に非があると思っているの(だろうと爺馬鹿は思っている)だろうか、直接喧嘩の話を告げ口するような事は無い。
 絶対安全牌としての「爺馬鹿」にともかく何とか癒されたいと思っているのだろうか。
 そんな時には、特別諭すような事はせず、「ウンウン」と聞いてやるだけの爺馬鹿なのだが、そんな人間でいつまでもありたいものである。
 尤も、そのうちに「ジィちゃん、臭い」と言われるのだろうが、それまでの僅かな時間である。

投稿者:つねちゃん
at 07 :56| 子育て | コメント(0 )

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