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2010 年12 月15 日

孫が「こんな事も出来るよ」

 家内も留守で、頭の孫が帰ってきて、暫く二人だけになっていた時に、得意げに開脚前転等体が柔らかいことを示す動作をいろいろとして見せてくれた。
 私にはとても出来そうも無いのだが、それが孫の自尊心をますます増幅させたようである。
 うまく私が出来なさそうな事を見つけて次々と「技」を展開してみせる。
 もう随分前になるが、一時期「やっぱり柔軟性が必要だろう」ということで、真向法と言うものを、体のあちらこちらの筋肉(と言うか筋ではなかったろうか)が拗けて七転八倒しながら暫く続け、それなりに顎が床に付くくらいまではやったものだが、結局それ以上までにはならず、辛さの方が勝ったので止めてしまっていた。
 その後は、整体法が良いよ、と言われたりして、それなりに独習書を買ってやってみたものの、結局は「積んどく」になってしまっている。
 それはそれとして、どうも孫は自慢に加えて、仕返しも目論んでいたのではないかと思う。
 時折宿題のお付き合いをさせられることがあるのだが、殆どの場合私は何か別のこと(読書だったり、書き物だったり)をしながら付き合うのだが、孫のホンのちょっとしたミスも見逃さずに指摘することが出来る。
 孫はそれなりに「羨ましい」と思ったりしているのでは無いだろうか。
 それはまだまだ(そう言っている内に追い越されるのは目に見えているのだが)その能力には到達しそうにないので、その腹いせと言う意味ではなくとも「私は爺ちゃんと違ってこんな事が出来るんだぞ」と言う気持ちがあったのでは無いだろうか。
 爺の欲目といわれようが、ぜひそうであって欲しい、そしてそのことを伸張させ、出来ない事を悲観せず、出来ない人を非難せず、と言う態度で成長して言って欲しいものである。
 それが完成するまで、私なりに「出来る事を伸張させて」付き合いたいものである。

投稿者:つねちゃん
at 09 :29| 子育て | コメント(0 )

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