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2011 年01 月18 日

年賀状話題 その2

 年賀状は「虚礼」だったのだろうか。
 在職中は「虚礼廃止」と言う事で、部下にきつく抑制していたのだが・・・。
 昨日の話題と少し違って、電電公社と言う組織で長い間働いていたせいかも知れないが、ある程度のポジションになると、いわゆる「業者」からまず始めは年賀状が届く。
 前年に名刺交換をしただけという人からでも届くので、殆ど記憶に無いのだが、確かに名刺は貰っているので会ったのであろう。
 こんなものは全くの虚礼である、と断言していた。
 仕事がある程度煮詰まってきて、年に何度も会う事になると、さすがに「居霊」とばかりは言っておれなくなるのだが、大概の場合仕事始めの時には直接挨拶に来られるので、やっぱりこれも「虚礼」だと判断しており、勿論返事など書く事も無かった。
 困るのは、前述のとおり部下にきつく言っているにもかかわらず、同じ職場(尤も何度か紹介したように、仕事始めのときには居ない職場も何箇所かあったのだが)の部下から届く年賀状である。
 最初の頃は影に呼んで「今後はしないように」と叱るのだが、なかなか無くならなかったのにはかなり閉口してしまった。
 それでも、メールという文化が全職員に行き渡ると、さすがに同部署からのものはメールに変わったりしたものの、殆ど姿を消してしまった。
 リタイアして、相当経つが、損得無く付き合っていた部下や上司、業者の人などからはいまだに年賀状が届く。
 何度かは断ったのだが、「気持ちです、その節のご恩は」などと言われると、それ以上断るのも大人気ないのかと思いながら、懐かしさも相まって授受している。
 こうまでなると、一概に「虚礼」とまでは言えないのでは無いだろうか、という気持ちにもなってくる。
 そうなると、まだ年金が頂ける年でもないので、「失礼にならない程度に、経費削減」を考えなければならない。
 一昨年、かつての上司から「今後は全て電子年賀状にするから」と言われたのだが、その数年前に電子メールのある人には試みていた。
 ところが、まだ機が熟していなかったせいもあるかもしれないが、一向に同意してもらえなかった。
 今年は、ソロソロ良いだろうという事で、40名余りにお願いしたら、快く同意してもらえたので、順次切り替えてゆくつもりである。

投稿者:つねちゃん
at 08 :47| 日記 | コメント(0 )

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