2011 年01 月21 日
溜め息はつかないように
昨年からの「やらないでおこう」の項目の中に「愚痴は言わない」と言うのがある。同じことを思う場合でも、出来るだけ前向きに言い方を変える様にしている。
しかしながら、直接自分のことについてはそれが出来ても、政治や国際情勢ということになると、全く手が届かない(いやいや、政治のまだ参政権と主権在民なので、全く閉ざされている訳ではないと思うのだが)ので、結局「愚痴」になってつい口を出てしまう事もある。
もう一つは、表題の「溜め息」である。
私自身も時には他人様に聞こえよがしについている事は無いとは言えないが、そのためにも「ものを言う前にひとまず口から出る言葉を反芻してみる」と言う事は気持ちとして持っているのだが、自分の気がつかないところでは出ているのかもしれない。
でも、せめて人前ではつかないようにしたいものである。
時には、それが「得意技」のように、これ見よがしに私の前でする人がいるが、そんなときは無視を決め込むに限る。
溜め息と言うのは、寝言やうわ言のようなものだと思うことにしている。
余談になるが、入社して暫くして上司と宿泊を伴う出張に行き、仕事も終えて、明日の準備も整えてから「寝酒」と言う事になった。
程よく寝入った頃に、隣で寝ている(昔の事で旅館だったので、布団が並べて敷いてある)上司から何か言われている気がしたので「どうしましょうか」と聞くと、それなりに尤もらしい事を言っているので、少し畏まって相手をしていたのだが、どうも途中からおかしいことに気がつき、トイレ(勿論共同である)へ行くと賄いの方で話し声がしたので、覗くと小母さん方が「寝酒」の最中だったので仲間に入れてもらった。
そして部屋へ戻ると、件の上司は就寝中だったので、ほっと胸をなでおろした事があつた。
事ほど左様に、溜め息は「聞き流す」に限るのである。
そんなことにならないように、自分を引き締めていたいものである。
投稿者:つねちゃん
at 09 :15| 健康
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