2011 年02 月04 日
「おついたち」と言う言葉をご存知ですか
随分昔に聞いたことがあるこの言葉を、なぜか今月思い出していた。単に「一日」というだけで、予定としては、HP用の写真撮影くらいのイベントしかなかったのだが、なぜか思い出してしまった。
写真撮影も明日2日が晴天との予報だったので、予定表自体も書き換えていたのにである。
聞いたとすれば、両親からではなく、子供の頃にはまだ存命だった父方の祖母からか、中学生くらいに数ヶ月家に来ていた母方の祖母からなのかもしれない。
その意味は殆ど記憶にないのだが、言葉だけをフッと思い出した。
で、果たしてどんな意味なのかをネットで調べる前に、思い巡らしてみた。
実は、この言葉だけではなく「フッ」と思いついたことは、調べる前に、楽しく思い巡らしてみるのが、最近の癖になっているようだ。
まずは「一月の始まり」なのだから、先月まで無事に過ごせた事に対する畏敬の念からでは無いだろうか。
次には「気持ちを新たにして、前進する事について、無事に成功裏に出発する事を見守って欲しい」と言うお願いなのかもしれない、と。
どちらにしても、悪い意味ではない。
で、ネットで調べてみると、幾つもヒットしたけれど、やはり前者のほうが多いようだったので、気を良くした。
これとほぼ同時に「みそか」と言う言葉も思い出していた。
これも「無事に過ごさせていただいた」と言う感謝の言葉であろうと思いながら調べてみると間違いなかったようだ。
「晦日」の次が「おついたち」で、物理的には然程変わる訳ではないのだが、そんなことをいうと、大晦日から元旦の区別も意味が無くなってしまう。
ここは素直に「過ぎ方に感謝し、来る方に希望を持とう」と思えば、楽しいのだろう。
日めくりカレンダーに「今日は又新品の一日」と言うのがあった。
そうだ、生きている限りは、毎日「新品」が与えられるのだ。
そう思うだけで、嬉しくなってくる。
投稿者:つねちゃん
at 10 :12| 日記
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