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2011 年02 月10 日

古いPCを復活させる楽しみ

 流行の「断捨離」ではないが、PC関係のものを色々と処分している。
 カセットテープも父の分、息子の分、私の分と数えてはいないが、多分500本を下らない数を処分した。
 その殆どのものは「オーディオ」用だったのだが、PC6001の時代に息子と競うようにして打ち込んだプログラムを記録したものも、100本を下らなかったろう。
 今の人に言っても、どうして「テープが」と言われるかもしれないが、私が(同時としては)大型コンピュータに携わった時に漸く「DOS(Disc Operating System」が本格的になってきたのだが、それより少し前までは、大型でも「T(Tape)OS」が大きな位置を占めていたのである。
 まぁ、それはそれとして、次に処分したのが、FDである。
 これはさすがにPC専用だったが、いやいや、当時私も愛用していた「ワープロ」用のものも100枚を下らなかっただろう。
 そして、不要や世代が古くなったCDも大分処分した。
 その一環で、古いPCが埃をかぶりながらも出現した。
 どうしたものか、と試しに電源を入れてみると、不承不承かもしれないが、どうにか立ち上がった。
 でも、よく気をつけてみると、これでしか使えない周辺装置も出てきて、断捨離よろしく、未練を断ち切って、と言う風にはなかなか決断がつかず、結局昔の真空管時代のラジオ修理(と言う名目の元で壊していたのかもしれないのだが)と同じ感覚に戻って楽しく修復を試みた。
 必要なもので、現在はネット上で新しいバージョンのものが開示されているものなどを拾い集めて、果たせるかな、全て回復した。
 こうなると、なかなか捨てるに忍びないし、現在のバージョンのOSでは対応していない懐かしいプログラムも動いてくれるのである。
 はてさて、修理と言う楽しさは十分に味わったけれど、何しろデスクトップのPCだから、置くスペースがそれなりに必要であり、家内からは「使わないのなら」と文句を言われている。
 でも、一応インターネットも出来るし、やっぱり捨てがたいなぁ。

投稿者:つねちゃん
at 08 :52| 興味あること | コメント(0 )

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