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2011 年02 月22 日

親と同じ心配

 娘(以下お母さんと呼ぶ)もその連れ合い(以下お父さんと呼ぶ)も立場こそ違え、今が働き盛りなのである。
 そのお父さんは、車で出掛けて、深夜便もあれば、長距離もある運送業であり、帰りも不定期だが、元気そうなので安心はしている。
 お母さんもパートではあるものの、やはり運送業で、車の運行がメイン業務である。
 そんなことから、殆ど常時「走る凶器」とも言われるものを扱っているので、帰ってくるまでは心配である。
 人の手配がつかない場合などは、それが続いたりする事もあるので、そんな時は尚更心配である。
 ところが、そんなことを思っていると、自分がそんな時の親の心配をしていることが思い出されてくる。
 私の場合は、通勤の時だけが「走る凶器」だったので、その心配は然程なかったと思うが、(労基法などはこの際無視して)システムの総仕上げに掛かる時には、月曜日に出掛けて行って、金曜日の深夜に帰ってくる事も時々あった。
 私の担当する部分は、システムの運転制御の部分だったので、他のアプリケーション担当の人とは混在試験ができず、日中はそれらの人のサポート役に翻弄され(システムがダウンすると、まずは『制御じゃないのか』と疑われるので、その切り分けからトラブルシュートしなければならない)、自分の担当の試験が出来るのは、殆ど深夜になってしまう。
 ある時そんなことが父になぜか知られる事になって、「本当に大丈夫なのか」とかなりしつこく聞かれてうんざりしたものである。
 だから、業態も作業形態も違うので、立ち入った心配の言葉を掛ける事はしないようにしているのだが、やはりかわいい孫の父親であるお父さんの体が心配になってくる。
 随分以前、同じように父親に心配をかけたことを反省しながら、遅いかもしれないけれど、感謝頻りである。

投稿者:つねちゃん
at 09 :15| 子育て | コメント(0 )

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