2011 年03 月23 日
改めて知る「津波」の怖さ
以前「アインシュタインの眼」と言う番組で、知識としては知っていたつもりだけれど、今回の東北太平洋地震でそのすさまじさを眼にして、いまさらながら怖い思いをした。また、インデペンデンスデーと言う映画で、津波のシーンを見たのだが、その時の海水が「綺麗な水」だったのに対して、今回の押し寄せる海水の色は、さながら原油のごとき真っ黒だったのにも驚いた。
津波は、通常の「波」のように周期が短く繰り返すものではなく、さながら「水の壁」が押し寄せるようで、行く手にいる物、ある物を悉く破壊し飲み込んでしまうことをまざまざと見せつれられた。
幾人かの証言にもあったが「そんなに大きなものが来る事も無いだろう」というのがひとつの「常識」だったようで、まさに押し寄せている画像の中で、一つ横の路地では、商店主と立ち話をしている御婦人の姿も捉えられていたのが、痛ましく、「早く逃げてっ!」と意味の無い叫びをTVの前で上げたものだった。
幸いにして、我が家は標高的には100mくらいに位置しているし、海岸や河川からもかなり離れているので、直接津波の被害に遭う事はないと思うのだが、どんな天変地変が回りにあるか判らないものである。
山崩れなどもあるかもしれないし、鉄砲水も無いとは言えない、ましてや地形的にはある活断層の上に位置しているとも聞く。
過度に恐れる事は無いのだけれども、それなりに「平時の備え」は忘れないようにしておかなければならないと、今回の件で思いを強くした。
津波の影響が、海岸線だけでなく、河川付近でもあることは、新たに知ったことだったが、恐怖をさらに増させるものだった。
被災者の方々には、改めて今後の一日も早い復興を祈るばかりである。
投稿者:つねちゃん
at 09 :22| 日記
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