2011 年03 月24 日
渥美清
確か、いやいや間違いなく、随分昔だけれど買ったCDが、長い間見つからなかったのだが、色々と身辺整理しているとヒョット出てきてくれた。渥美清のCDである。
没後何年になるか判らないけれど、最近は殆ど見つけることが出来ない代物だったので、ワクワク気分である。
幸いにして、全曲が無事に再生できたので、早速デジタル録音して残した。
でも、一つ残念だったのは、「あったはずだが」と思っていた「浅草の唄」が入っていなかった。
昔のTVバラエティ番組で関敬六、谷幹一と一緒に愉快に歌っていたのが楽しかったのだが(夢で会いましょうだったかも)。
調べてみると、本来の歌は藤山一郎が歌っていたと始めて知った。
勿論最も好きで多くの人に愛された「男はつらいよ」の同名主題歌がトップに来るのだけれど、私個人としては、最も感情が入り、歌っている時についつい涙が出て困るのは「泣いてたまるか」と言う唄である。
「俺が泣いてもなんにも出ない」と言うところは、何度唄っても、声が震えてしまうのである。
多分このCDを買った場所は、新橋駅の地下鉄への連絡路だったと思うのだが、その当時、具体的には思い出せないけれど、何か仕事上などでそんなことがあつたのではなかろうか。
でも、終わってみれば全て「素晴らしかった事」「楽しかった事」としか思い出さないから素敵である。
ジャケットには、フーテンの寅の姿ではなく「見返り愚人」としてのしの写真が載せられている。
よかったら、ここも読んでね。
フーテンの寅は、一度沖縄でハブに噛まれて死んでしまっているのですよね。
それを看取ったのが佐藤蛾次郎が扮する手下でしたねぇ。
確かリアルタイムで見たような気がするけれど、案外「懐かしい映画」だったかもしれない。
その後暫く映画とは縁がない生活だったのだが、あるときの誰か(家内だったかどうか定かでない)とのデートで観た映画が「死んだはずだよ」という気持ちで入った「寅さんシリーズ」だった。
それからは殆ど欠かさずに観ていたつもりだけれど、数年前にNHKで全てを観る機会があったが、見逃しているものも多かったので、十分に満足できた。
でも、正直なところ、最近ではレンタル屋で気軽に借りて観られるので、なんだか「安売り」されているようで、余り観る気がしなくなっている。
でも、リアルタイムで観たものを見ると、何時になっても「あの頃は」と楽しい思いが蘇って来る。
投稿者:つねちゃん
at 09 :07| 趣味
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