2011 年03 月31 日
腹が立つのは何故
このブログで何度も紹介したが(決して自慢話ではなく)、在職中の飲み会で部下や同僚から「あの人の右側には座るな」と言う「お達し」が出ていた。暫くは気がつかなかったが、意味が判って「ばぁーか、左手も動くのだぞ」と冗談めかして言っていた位「怒る」のが私の一つの性格だった。自分でもそれは自覚していた。
でも、当然「手加減」は心得ていたと思っているし、だからこそ冗談でそう言っているのが周りにいたと言う事だろう(仕方無しだったのかもしれないが)。
それに比べて、最近は特定の個人には余り「怒らない」様にしているのだが、漠然とした相手や関係ない人への言動に腹が立つことがある。
それが新聞投稿だったり(勿論投稿には「良かったなぁ」と言う事も多分多いほど書いているつもりだけど)日記にだったり、風呂での呟きだったりしている。
でも、考えてみれば、自分の思うとおりに行動していない事が原因なんだから、人それぞれと思えば、腹を立てるだけ損だろう、と思うようになった。
そう考えると、なんだか一人相撲しているように思えて、馬鹿らしくなったり自分が滑稽になったりするので、寸前で止める様にしている。
もし、いろんな相手が自分の思ったとおりの行動をしてれば、多分全く怒る事が無くなり「時には反発しろよ」と言うような怒りになってくるのではないだろうか。
そんなことを思っていると、随分昔に映画だったかTVだったかで観たヒッチコックの作品を思い出す。
タイトルは思い出せないのだが、ある人間が願いが叶って、世の中の全ての事が、自分の思ったとおりになる、と言うストーリーだった。
最初は痛快なのだが、そのうちに見ている自分も「不気味」を通り越して「もう止めてクレー」と叫びたい気持ちになる、ものすごいものだった。
どうだろうか、そう思えば余り「怒る」と言う事にならなくならないだろうか。
血圧が上がるだけではなく、決して良い事は無いのだから。
そんなことを思った場合には、その力を少し反対から見て、新聞などに投書してみてはどうだろうか。
上手く採用されれば粗品も貰えるのだから、良い事尽くめである。
投稿者:つねちゃん
at 13 :18| 健康
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