2011 年04 月05 日
「聞き流し英語」の効用
プロゴルファーの石川遼さんも出演されている「聞き流し英語」教材の宣伝がある。その効果は、理解しているつもりなのだが、さてそのためだけにお金を払って「聞き流す」と言うほどの魅力は感じられないと言うのが本音である。
随分昔の我々の一つの興味は「深夜放送」だった。
蠱惑的な声が雑音の中から聞き取れるのが、何とも楽しみだった。
そんな中で「FEN」と言う放送で、プレスリーなどの「洋曲」を流す事があり、私は結構気に入って聞いていたものである。
そんな中で当然の如く英語のトークがニュースを初めとして入る事があり、「聞き流し英語」の初めての体験だったように思う。
その後企業内研修で東京に2年間いたのだが、まだまだ寮にTVを持ちこめるほどの余裕は無かったので、専らラジオでFENをBGMとして聞いていた。
残念ながら聞き方がお座成りだったせいか、実行が上がったとは言えないが、それでもECCの「講師」格にされたので、そこそこの効果はあったのだろうか。
最近、「そう言えば」と言う事で、インターネットを体験し始めた頃(仕事の関係で昭和63年くらいからそれは始まった)に、VOAやBBCがネットで聞ける、と言う事の体験を思い出して、探してみたら、あるある。
早速幾つかの放送局を聞いてみると、殆ど全ての局のトップニュースとして、東北関東の大地震およびそれに関する原発事故についてが報じられている。
勿論細かいことなどは理解できないけれど、ネット使用料は別にして、まさに「ただでの聞き流し英語」状態になることが出来る。
私は飛行機が怖くて海外出張を拒んできた経験があるが、あるとき英語嫌いの部下を米国出張に連れて行った。
最初は一言も喋れなかった彼が、二日目の夕方にはちゃんと買い物をしていることが、「英語漬け」学習の効果なのだろう。
今このブログを書いている最中でも、BGMとしてVOAが流れている。
時々向こうの映画音楽なども聞こえるので、それはそれで楽しい。
投稿者:つねちゃん
at 09 :42| 学習
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