2011 年04 月06 日
PC教室のパンフを見て
年度が改まって、ニューリタイア組を初めとして、「心機一転何か新しいことを始めてみようか」と言う人を当て込んでだろうと思うが、PC教室の折込チラシが増えてきているように思う。その大半が、「基礎が判ります」、「Word(Excel)が使えるようになります」、インターネットが使えるようになりますなど等の表記がある。
果たして、基礎が出来たから、どうなんだ。
Word(Excel)を使って何が出来るのだ。
インターネットを使って何が得になるのだ。
人口僅か3万くらいの田舎都市だからだけではなく、そんな事を言わないから、人が集まらないのだろう。
教えるほうは、資格取得の際にそんなことばかりの学習をしているので、そんな事になってしまう。
もっと、一般の「パソコン素人」に判りやすく言った方がいいと思うのだが。
教えるほうとしては、技術先行で「誘客」などは殆ど学習されていないのではないかと思ってしまうくらいである。
いわば「営業技術」と言うものはお留守になっているのではないか。
もっとも、私もやっていて、それが一番難しい事を知っている。
だけれども、「基礎」が判ったら、ニュースで言っている事の少しは判るようになりますよ、とか、Wordで「自分の独創性を生かした便箋が作れるようになりますよ」とか、Excelでも「(近似だけれど)正7角形が書けたり、オリジナルのデザインが作れますよ」とか、インターネットでは「居ながらにして世界の美術館の展示品の一部が見られますよ」と言ったら、もう少し受講生が増えるのではないだろうか。
最後になるが、受講料を見て驚いた。
私は基本的にはボランティアなのだが「僅かだから」と言われて講師料を頂いているので、純粋なボランティアではないが、最大6人で約2時間の講習、それを月に4回で、一人当たり2000円であるが、これじゃ価格破壊の先端を切っているようで、塾の方々にはなんとも申し訳ないような気持ちである。
投稿者:つねちゃん
at 09 :12| 興味あること
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