2011 年04 月18 日
他人事の政治家を選んでいないか
東日本の震災でも「あぁ、またか」と言うように政治家の発言が続いている。まるで自分のお金の事や権力の事以外は「他人事(ひとごと)」のようにコメントしているのである。
確かに口ではもっともらしく述べているのだが、どうしても意地悪く「裏読みしてしまう」のが最近の私の癖になっているようだ。
そして、他の政治家の行動を羨ましく思うのかどうか判らないけれど「あんな事はやるべきことではなかった」とか「俺ならこうしていた」とか、人の批判ばかりが口をついて出てくる始末である。
在職中にあるプロジェクトの指導(立場がそうだったので、そんな出張が結構多かったのだが)に出向いた時、そのマネージャが「外注先の責任者がそのように言っているから、そうなんだろう」と言う発言をしたので、それでも相手は格上の人間だったので、怒りを堪えて「しっかりとフォローしておいてください」と言うと、「私は性善説の人間ですから」と言うのでプッツンと切れてしまった。
そうなると、もう駄目で言葉も弁えず、そのセンターの所長が居るにもかかわらず「貴様、何を言っているのだ。自分の責任範囲で遅延と言う事象が起き、品質も確保されていないのに『沖縄(遠隔地の象徴として出したので、沖縄に恨みがある訳では決して無い)地方に台風が接近しているそうです』と言う言い草は無いだろう」と怒鳴り散らしてしまった。
「そんなプロジェクトなら勝手にやってくれ、我々は指導の役目を終える」と断言して席を蹴って出てしまった。
出口まで追いかけてきたのは、所長さんで「少し飲みに行こう」という事になったので、元来酒好きな悪い癖が出て、同行したのだが、それ以来その所長さんとはジッコンにさせていただき、沢山の指導も頂いた。
今回の政治家の発言は、まさにそのプロジェクトのマネージャ的な発言ばかりではなかろうか。
勿論、そんな政治家を選出したのは、私を含めた国民なのだから、これも「天唾」なのだろうが。
投稿者:つねちゃん
at 08 :10| 政治への注文
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