2011 年04 月26 日
やはり野に置け蓮華草
孫の通園路にこの季節色々な花が「捨てて」ある。孫に「これどうしたの」と聞かれて諸姉・諸兄はどのように教えて上げられるのだろうか。
余り見ず知らずの人を非難するのは、憚られるし、このブログの「仄々」からも随分離れるのだが、残念ながら孫には「こんな事をする人は駄目だよねぇー」とどうしても非難めいた話になってしまう。
捨てるのならわざわざ摘まねば良いものを、あたら孫や子供の興味を引くためだったのだろうか。
だからと言って、私自身孫には一輪の花も摘んでやらないかというと、決してそんなことは無く、手に持って保育園に着くまでに枯れ無さそうで色が楽しめる花は「ごめんね」と言いながら孫の求めに応じて摘んで持たせてやる。
保育園では、保母さんがそれを見つけるとすぐに「お水に入れてあげようね」と言って受け取ってくださるので、孫も私も満足である。
勿論、一般には「雑草」と呼ばれる類のものだから、多分孫が帰るときには枯れてしまっているのかもしれないが、それでも「捨てる」ことよりも少しだけ良いのではなかろうか。
踊子草、蒲公英、ムスカリ等、まだまだ知らない名前の草があり、今後も出現するのだろうが、孫と一緒に「摘ませてもらってありがとう」と言いながら、楽しませていただこう。
中学生の頃だったか、絵の先生に「花はそこで咲いているままが一番美しい」のだと教わった。
表題はそれとは意味が違っているのかもしれないが、大好きな言葉の一つである。
昨日は、我が家で咲いたチューリップを幾輪か新聞にくるんで持たせてやると、大事そうに保育園まで抱えて行ってくれた。
子育ての醍醐味とでも言おうか。
投稿者:つねちゃん
at 08 :22| 子育て
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