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2011 年04 月28 日

孫の記憶力

 今年小学校2年生になった孫が、夕食のときに話す言葉の中に「私がさくら組みだった頃ぉ」と言うのが時々出てくる。
 現在年長組の下の孫は「ゆり組」、その下から「ばら」、「さくら」だから、4−5年前になるのだけれど、かなりはっきりと覚えているようで、話をゆっくりと(これが中々出来ないのだけれど)聞いてやると「なるほどそうだったかもしれない」と思い当たる事もある。
 加齢ばかりではないが、自分の事でもその頃の事はそんなにはっきり覚えている訳ではないし、物忘れも多くなっている私は、残念ながら勿論だけれど、家内や母親である娘ですら記憶に遠ざかった話なのである。
 同級生でも同じ保育園育ちで同じクラスの子があの頃こんな洋服を着ていたとか、何が好きで嫌いなものは何か、などなど色々と本当に「写実的」に出てくる。
 下の孫も負けず劣らずで、「私にも話させて」とばかりに会話に割り込んでくるが、こちらはまだ少し「支離滅裂」的で、聞いていても苛苛したり、じれったさを感じたりする。
 でも、ゆっくり聞いてやる(重ねて言うが中々出来ない)と間違いないことを喋っているので、同じように記憶力のよさに驚くばかりである。
 話がダブルが、健忘症と言うほどの症状ではないものの、とかく「物忘れ」が多くなるこの頃であるが、孫に刺激されて良い方向に努力したいものである。
 昨日の夕食の内容は忘れても、10年前の出来事は、自慢話として良いほうに脚色されて思い出すのだけれど、これこそが「歳をとったなぁ」と言う事に一つの症状だそうである。
 それでも良いから、昔の日記や写真を時折眺めながら、自分だけの昔話にひと時の安らぎを求めるのも、良い趣味だと思っているが。
 子育てと言うよりも、孫から「爺育て」されているのではないかと、これもまた楽しい。

 明日から世の中ゴールデンウィークに突入である。
 サンデー毎日の自分には余り関係ない話ではあるが、世間並みにさせてもらおうと思っています。
 したがって、このブログも連休明けの5月9日からとさせていただき、それまでの間に64歳の誕生日を迎えながらのほほんと過ごさせていただきます。

投稿者:つねちゃん
at 08 :05| 子育て | コメント(1 )

◆この記事へのコメント:

◆コメント

中島さん、お久しぶり。
工芸高校時代の電気科のクラスメートです。
覚えていらっしゃるかどうか心もとないのですが、明日の同窓会でお会いできたら思い出してもらえるかもしれませんね。
ホームページを開いている中島さんが私の記憶の中の中島さん本人か、多分そうだろうと思ってこのメール書いています。
同級生だった新井君や米島君から、かつて聞いたのですが、新聞への投稿もかなりの頻度でされているとのこと、素晴らしいですね。
毎日充実した日々を送っておいでで、何よりです。
明日の同窓会にはもちろん参加されますよね。
それでは、明日お会いできることを楽しみにしております。

(この内容が通じなかったら、全く人違いということです)
通じたら明日の朝(見てないかも)、メールの返事をいただけますか?

投稿者: 川渕順正 : at 2011 /04 /28 23 :26

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