2011 年05 月12 日
野菜版ホルモン
焼肉屋へ行っても必ず注文するのが「ホルモン」である。就職するまでは勿論、就職してからも、こちらに居た時には食べられなかったし、食べさせてもらえなかった、と言うのが本当である。
ところが、関東地方に勤務して、その味を覚えたら、調味料を含めての味だけれど、まさに絶品だった事から、それ以来のことである。
物にも寄るが、カロリーも然程気にする事は無いものを選ぶし、何しろ安価である。
尤も、昨今話題になっている「生肉」はどうしても好きになれず食べないので、今回の被害にも遭わずに済んでいるのだろう(この辺が、過去に思いついたテーマ、という事に少しの証拠になるのではないか)。
今回の話題は、「肉」ではなく「野菜」である。
「ホルモン」と言う命名の由来は幾つかあるらしいが、関西弁で「ホオル(捨てる)物(モン)」と言う説があり、その意味合いが結構好きである。
私の調理は、勿論正規(?)の材料をきちんと整理して拵える物も知っているのだが、それでは家内や娘には到底及ばないので、それはそちらに任せて、野菜の「ホルモン」をなるべく無駄にせずに使って作るのである。
これなら家内や娘は作らないし、競争して負ける事も余り無い(時々はあると言う事である)。
キャベツの芯はどうですか、ブロッコリーの芯は如何ですか、大根や人参の皮は捨てていませんよね、勿論葉を買う時に切り取って買っていませんよね、煮干の粉になったものはどうしていますか、など等、周りを見渡してみれば、「食べられる」ものを「放っている」現実が結構あるものです。
決して「他人様に食べていただく」と言う調理ではなく、自分で楽しんで食べて、味も何も全て自己責任、と言う事で調理して食べてみては如何でしょうか。
結構思わぬ発見に出会えますよ。
投稿者:つねちゃん
at 08 :14| グルメ
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