2011 年05 月13 日
入力と出力
高校が電気科だったせいで、表題の言葉には随分と悩まされたものである。就職したら、電話伝送についての仕事だったので、やはり同じように悩まされ、企業内教育では伝送路網の解析のために「四端子網」と言う難しい論理でも、表題の言葉が使われた。
コンピュータの職種になって、暫くはその言葉を使うことは無かったのだが、HIPOと言う当時では最新技法には積極的に飛びついたらこの言葉だった。
四端子網もHIPOも内容については殆ど忘却の彼方だが、言葉だけは覚えているのは、「恨み辛み」と「使い切った」と言う両面からだろうか。
今回はそれとは全く関係なく、メインカテゴリーの如く「健康」についてである。
先日、同窓会で親しく役もこなして、賑やかに楽しいひと時を過ごした同級生から「入院した」との連絡があった。
余りにも突然で、予期できなかったので吃驚した。
見舞いに行くと、気づいた切っ掛けに話が及び「小便の色がコーヒーのような強い褐色」だったことだと知らされた。
それを気に色々自分の身体を観察してみると、代弁のほうも色が変わっていたり、僅かながらだけれど、痛みがあることで「検査のつもり」で診察を受けると即入院との診断だったと言う。
我々は色々なものを食べる(入力)時には、色や匂い、見た目や味(勿論お値段は言うに及ばずだが)など等、色々な事に気を配るのだが、果たして、排泄(出力)と言う事についてはどうだろうか。
最近は水洗トイレが多く、おまけにトイレ洗浄と消臭の目的で色の付いた洗浄剤で、終わったらすぐに流してしまう事が多いので、「見ぬもの清し」とばかり殆ど気をつけていないのではないだろうか。
時折は、出力についても気を配りたいものである。
決して、「手遅れです」などと言われないように。
投稿者:つねちゃん
at 09 :33| 健康
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