2011 年05 月17 日
リタイアの後悔はしていない
リタイアしてからもう丸9年が経過した。辞める経緯については、色々あるが、結果として「自分が決めた」ことだから、誰から何を言われようと決して同様などはしないつもりだった。(過去形である)
介護に努めるつもりだった、父が他界した後は、それでも「もう一度勤めに出ようか」などと思ったら、今度は母が認知症(父の事が契機になっていることはいうまでも無いが)となり、家内だけでは手が足りなくなった事から、それも断念した。
とは言うものの、「昔取った杵柄」と言う訳ではないが、PCの講習を引き受けてくれないかと言う話があり、新興企業に対する助けをしてくれないか、リクルートのための契約社員としてやってくれないか、などの話があり、各々短い期間ではあったが、出来る分だけでやってきている。(現在形である)
また、中学や高校時代の同期会などがあり、今のところは「皆出席」である。
なぁーに、単に飲み会が好きなだけなのだが。
最近同年代の人がどんどんリタイアしてきて、「どうして過ごせば良いか」などと尋ねて来るが、私だって模範解答など持ち合わせているものではない。
でも、「これだけは言える」と言う事があるとすれば、「無理せず、頑張らず、ノンビリ」と周りを見回しながら季節の移り変わりを楽しめば良いのではないか、と言う事であろう。
団塊の世代の我々は、何時でも何処でも「競争」に巻き込まれてきていたのである。
ならば、いろんな柵から解放された今、今まで見向く事も出来なかった、身近な草花を眺めて過ごしてみれば良いのではないか。
お金もかからず、散歩すれば、健康維持にも繋がる。
一時期、他人様から「そんなに早く辞めて勿体無い」と言われたが、今では全く後悔などしていない。
こんな気持ちで、お迎えが来れば「もう少し早いんじゃないの」とやんわりと断りながら、最終的なお迎えが来るまで過ごせれば、これが本当の極楽往生なのであろう。
ん、ちょっと最近仏教系の書物を読んでいる影響が出ているのかな。 (^。^)
投稿者:つねちゃん
at 08 :27| 健康
| コメント(0 )