2011 年06 月07 日
家庭菜園は「ゆっくり、ゆっくり」
園芸作業も本格的な時期になり、今年の初物としての収穫は、昨年植えた「山独活」を美味しく食べた。まだ収穫は途中であるが、我が家で初めてのものとして「山椒の実」がある。
随分以前に五ヶ山の道の駅で手に入れて、塩漬けなどにして食べたらメッチャ美味しかったのだが、その後全く見なくなってしまった。
道の駅でも尋ねたが、今では「売り物」にはしていないらしい。
昨年我が家の山椒の木に数粒の実が付き「付くんじゃないの」と言う事が判ったら、今年はその木に結構たっぷりと、畑にも植えたものにもポツポツと実が付き始めたので、本格的には来年が楽しみと言うところである。
塩漬けして、チリメンジャコと甘辛に炒め煮したものは我が家では孫も結構好きなものになっている。
ある時京都の道の駅だったろうが、そこで商品として売られていて、美味しかったが結構高かった。
それはそうとして、言い訳染みるのだが、我が家の畑は、日照時間がかなり短い。
朝は10時ごろから漸く日が差し始め、午後は2時を過ぎるともう翳ってくる。
そんな訳だから、他の菜園とは相当事情が違っているので、どうにも話が合わないのである。
今年も山側に植えた玉葱は、本格的な雪解けが4月末位になり、日当たりが良い所と比べると、漸く今になって芽が伸びてきているくらいである。
ところが、そんなところでも、外草(雑草と言う言葉が嫌いなので「目的外の草」と言う意味でこの言葉を使っている)は遠慮なく伸びてきていて「玉葱が消えた」と思ったくらい生い茂っていた。
そんな訳で、「菜物」は殆ど駄目で、ちょっと育ったかな、と思ったら「虫さんの餌場」と化してしまうのが現実である。
そんな状況なので、表題の通り、皆さんの菜園状況から随分とスタートが遅れると共に、成長速度も極端に遅くなってしまう。
それでも、他がこうやった、と聞くと、俺も、と今まではなっていたのだが、昨年くらいから「他所は他所」と思えるようになって来てノンビリとやっている。
なぁーに、そのうちには食べられるものができるさ、くらいで。
在職中は及ばずながらも「我先に」だったのだが、リタイア後もう10年目で、そんな気持ちはかけらもなくなっている自分が愉快でもある。
投稿者:つねちゃん
at 10 :38| 園芸
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