2011 年06 月16 日
写真は「パノラマ」で楽しむ
昔から「カメラ」と言うものに対しては、殆ど興味が無かった。いや、むしろ「毛嫌い」の状況だったと言ったほうが正しいのかもしれない。
その負け惜しみの理由と言うのが「こんな素晴らしい景色(や情景)は記憶に正しく留めておいたほうがよっぽど良い」と言うものだった。
実は、どんなに上手く撮ったつもりでも、後で見るとなんだか「何を撮ったの」と自問しても判らないくらいの物が殆どだからである。
そのくせ、科学好きという訳でもないが、ピンホールカメラなどには人一倍早く興味を持ち自分ながらに研究(?)したものだった。
デジタルカメラも何台目かになった時に「パノラマ映像が撮れる」と言うキャッチに捕らわれた。
そうだ、今まで自分が撮った写真はこの分が足りなかったので、「何だか判らない」物ばかりだったのではないかと、早速に買い求めた。
私のWebPageにも使っているが、下手な写真も「パノラマ化」してみれば、そこそこ様になっているのではないかと一人ごちている。
それから旅行に出た時の写真は極力パノラマ的に撮るようにしている。
そんな折、昔のアルバムを整理していると、富士五湖巡りをした時に、数枚であの素晴らしい富士山の姿を撮り、アルバム一杯に重ね合わせたものを発見した。
時代は昭和45年である。
今このバラバラ写真の貼り合わせを見ても、なんとあの時の情景がすぐ様に浮かんでくる。
写真技術自体はまだまだ未熟だが、小さな花を一輪だけクローズアップする事の楽しみも覚えたが、やっぱり「写真はパノラマですねぇー」(淀川長治調で)。
これからも下手な写真でも、より良く見せることができる機能は使い続けたい。
最近はどんなカメラで撮っても「張り合わせ」と言う事がPCでできるので、一度おやりになってみては如何だろうか。
投稿者:つねちゃん
at 08 :10| 旅行記
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