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2011 年06 月17 日

ザリガニ釣り

 先日地区のPTAが主催で、お父さんも久し振りに休みだったため、まだ未就学の孫を含めて親子4人で行って来た。
 私自身は、子供の頃から「魚釣り」のほうが第一優先だったので、余りこれをやった記憶がない。
 似たようなものでは「蛙釣り」と言うものをやったのだが、余り長く書くと残酷無比の事になるので止めておこう。
 だから、釣って来た「ザリガニ」を飼育、養育すると言う事が殆ど判らない。
 最初に家族一緒に転勤して住んだところが、藤沢市(神奈川県)の新興住宅地(周りにはまだ多くの田んぼなどが広がっていた)だった。
 長男が小学生になって、学校行事だったか、子供同士でその遊びをしたのかは記憶に無いが、夜遅くに帰宅(この頃は仕事が面白くて、子供が寝ている間に家を出て、寝ている時間に帰ると言うのが通常だった)したら、玄関の下駄箱の上の水槽に数匹のザリガニがいた。
 まだ釣ったばかりだったのだろうが、薄暗い中にいるし、色は土色だったので、最初は何だか判らなかったし、何匹いるのかも判然としなかった。
 家内の説明で漸く理解して、3匹いるのだという。
 ところが、2−3日後になると、1匹になっていた。
 捨てた訳ではなく、逃げられた訳でもなく「共食い」と言う事件の結果だったという。
 人間同士だけではなく、ここでも「弱肉強食」の世界があるのかと、随分驚いたものだった。
 テリトリーの中で食べるものがなくなると、そんな事になるのだと後で聞いた。
 現在頭の孫の釣った分は学校で飼育されているとのことで、下の孫の分は「リボンちゃん」という名前をつけて、一匹だけ水槽で毎日孫が与える餌で育っている。
 この後どうするのかは知らないが(まさか食べる訳でもあるまいから)「生き物を育てる」という事は「死ぬ」という事をも知る事になるので、そのときにどう教えるべきか、今から心配である。

投稿者:つねちゃん
at 09 :07| 子育て | コメント(0 )

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