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2011 年06 月27 日

ブームに乗せられない

 いよいよ地デジがもうすぐ近くに迫ってきている。
 我が家には現時点で、未対応のTVが3台あるが、対応しているものはPCを含めて3台ある。
 未対応の1台は現在入院中の母の部屋のもので、特別急がない。
 1台は私の書斎のもので、現在CATVのデジタル対応アダプターが付いているので、これは画質は別にして「見られる」状態が継続するし、現在寝室で使っているものが、20インチなので、一回り大きなものにしようと大蔵大臣の了承が取り付けてあり、買い換えでセコが回ってくる予定である。
 もう一台は娘夫婦のものだから、こちらとしては関知しない。
 そんな訳で、嘘か本当か知らないけれど、電気店では、震災でそちらに回すものが優先なので、待っていただかなくては、と言っているが、そんな言葉に惑わされない。
 完全に(そうなるのだが)アナログ放送が無くなれば、電気回路的にアナログチューナー部分が無くなるので、価格的にはそんなに変わらないかもしれないが、故障する率も低くなるだろうから、それを待っても全く問題が無い。
 地デジを取っても、私のような盆暗頭でも、これだけのことが考えられるのである。
 マスコミ(特に常に受身にならざるを得ないTVやラジオなど)では、今回の震災に限らず、何事においても「知る権利」「知らせる責任」とばかりに針小棒大に物事を喧伝して、「何とかブーム」を作り出そうとしているように思えてならない。
 これに乗らない、乗せられないために、今一時「立ち止まって考えてみよう」ではないだろうか。
 「本当に必要か」「今必要か」「価格は適正だろうか(ネットで探せばおのずと標準価格のようなものが見えてくる)」などなど。
 パスカルではなかったろうか「人間は考える葦」である。
 考える事により「自分の意見」が出てくる。
 勿論正論ばかりではなく、暴論も出てくるだろうが、それなどを皆に聞いてみて幾度か修正しながらたどり着けば、得られた結論は結果的に同じであったとしても、得られた知識は大きいだろうし、何よりも「楽しい」はずである。

投稿者:つねちゃん
at 08 :28| 日記 | コメント(0 )

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