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2011 年06 月28 日

最近のファッション批判

 「昭和グラフィティ」と言う番組を好んでみている。
 メインの司会は、関口宏であり、年齢的には私より4歳上という事になるようで、少し範囲を広げるならば「同年代」と言っても然程差し支えが無いだろう。
 だからだろうか、感じ方が良く似ているようで、とても楽しいひと時である。
 先日有名なデザイナーのコシノジュンコさんという方が出ておられて、最近のファッションをまともに批判されていて、全く同感だった。
 勿論私が特別ファッションに興味があったり、自分自身がそんなものを着用したりする事は今までも無かったし、これからも絶対と言って良いくらい無いだろうから、完全に「門外漢」なのである。
 しかしながら、自分自身として「何が気に食わない」のかまるで判っていないで「あれはどうも」と眉を顰めるばかりだったのだが、流石にプロのデザイナーは要点を突いている。
 聞いていた時は、一つ一つの指摘に「なるほどそうだよなぁ」と相槌を打っていたのだが、今思い出すことは残念ながら出来ないほどの記憶力である。
 でも、その中で一つだけ強烈に残っているのは「没個性」と言う事だった。
 そうなんだ、人がやっていて格好良い、とか、ファンである人がやっていて、見栄えがする、とかと言う事ばかりで、「自分がやって果たしてそうなのだろうか」と言う考え方がまるで無いのである。
 在職中、私の直接担当したことではないが「服装くらい自由にさせて」という要望があった。
 その結果、とんでもない事故が発生したのたが、当時は全く原因がつかめず、私もサポート隊として行ったのだが、全く判らなかった。
 でも、数日過ごしているうちに「服装がばらばら」と言う違和感が何人かの間で議論になった。
 コンピュータに関してはいろんな分野の知識を持っていたメンバーだが、服装などには全く無関心、と言うメンバーでもあった。
 結論から言うと、ある服装品が「静電気を起こしやすい」素材である事が判り、その静電気がコンピュータの誤動作を引き起こしているのだろうと言う事で、その手の素材は絶対禁止(勿論専門家に協力をいただいたのだが)ということにして、再発は起きなくなった。
 表記のファッションも同様ではないだろうか。
 服装にはTPOが不可欠、と言う事は判っていても、在職中「サラリーマンスーツ姿」以外はほとんど着用することは無かったので、偉そうな事は言えないが、一つだけ「目立たないお洒落」を楽しんでいたのは、「カフスボタン」だった。
 ダブルカフスのシャツに見えるか見えないか位の位置に(今でも持っているが)20種類くらいのカフスボタンをつけて、自分では得意になっていたものである。 苦笑い。

投稿者:つねちゃん
at 08 :17| 子育て | コメント(0 )

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