2011 年09 月09 日
Bのシャープ芯
鉛筆を使わなくなったのは何時頃からだろうか。多分高校時代はまだ使っていたように記憶する。
その時には、筆圧が強くて、HBでは直ぐに書いた後が擦れて汚くなるので、大体は2Hと言う物を使っていた。
それが、就職して暫く経ってから、設計という仕事になり、「物を書く」と言うのが本格的になったときには、間違いなくシャープペンシルだった。
勿論その時にはトレーシングペーパーに書いて、「青焼き」してから配布する事が常だったので、2Hではとても薄くて使い物にならなく、HBを常用していた。
でも、トレーシングペーパーに書くと言う事は、普通紙に書くより汚れが際立ち、本来字が下手なのに、書いている内容はそこそこだと思っていたのだが「汚くて何とかならんのか」とよく注意されたものだった。
それがワープロに走った大きな原因でもあるのだが、それはまた別の機会にして。
そんな訳でHBでも「濃い」と思っていたのだが、今回シャープに入っていた芯がなくなったので、入れ替えようと思って残り物の中から探したら、「B」の芯が出てきた。
残すのも勿体無いので使ってみると、以前と殆ど変わらない。
シャープ自体も父の残した物や息子の使わなくなった物などを使っていたので、芯の濃さまでは知らなかったが、ひょっとして以前もBだったのだろうか。
だとすれば「筆圧」も弱くなったのだろうか、嘆くよりも着実に老化していることを仄々と思うのもまた楽しいものである。
投稿者:つねちゃん
at 06 :57| 学習
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