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2011 年09 月14 日

大臣の辞任と罷免

 又も、と言うべきか、例によって、というべきか色々な経緯から新政権が発足したのだが、10日も経たないうちに不穏当発言と程度を知らない行動で大臣が「辞任」した。
 こんな事が起こる度に「辞任なのかなぁ」と考えてしまう。
 政治の世界では難しい言葉が使われ、結果として一般国民にはその実態が掴めなくなっている。
 誤解を覚悟で言うならば、「辞任」というのは、一般の会社で言うと「(理由はどうあれ)このたび一身上の理由で辞めさせていただきます」ということだろう。
 勿論この場合には、正規の退職金のほかに寿退社ならば皆からお祝いまでもらえての円満退社であろう。
 本人も「都合を聞いてもらえて有り難う」だろうし、殆どの場合「(転進)おめでとう」とか、「第二の生活を満喫してください」とかで、少なくともその会社には明日から出勤しないことになろう。
 今回の「辞任」は果たしてそれでいいのだろうか。
 一方、「罷免」と言う事は「馘首(かくしゅ)=懲戒免職」と言う事だろうから、かなり厳しい仕打ちである。
 勿論退職金などは出ないし、皆から謗られこそすれ、感謝やお祝いの言葉など掛けられることもなかろう。
 勿論、普通の神経なら、恥ずかしくて、明日から出勤できないだろうし、喩え出勤してきたとしても、皆から無視されるのが落ちであろう。
 今回の限らず、国会議員という立場の人間はそれくらいの緊張感を持って行動したり、発言すべきであろう。
 それに対して、何時の場合でもそうだが、短期間で人事を決めなければならない総理としては、思い切った「罷免」と言う事をやったほうが良いのではないか。
 在職時によく言われたのは「(お前なんか)ハイ次」で代えられるのだよだった。

投稿者:つねちゃん
at 08 :34| 政治への注文 | コメント(0 )

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