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2011 年09 月15 日

政治評論家の言い分

 政治ネタが続くが、お許し願いたい。
 内閣の陣容が改まるたびに「自称政治評論家」が続々登場してくる。
 平生は政治とはかけ離れた「芸人」(決して卑下しているのではないが、俄か評論家として報道機関が登場させている事に憤慨しての事である)が芸人としてのプライドもあるのだろうが、政治ネタを何とかお笑いネタにして上げ連ねているのは、気に触ってならない。
 そして、大体言う事が決まっている。
 「あの大臣はそんなに経験がないから、拙いのではないか。私はこれに対してはこうすべきだと思う」というものである。
 報道機関も、そんな「ケチ付け」評論家をピックアップして登場させるから、視聴者の多くは「そうなのだろうなぁ」と思ってしまう。
 それならば、自分が立候補して、それなりの行動をすれば良いのに、それは絶対にしないのだから、卑怯者極まりないのではないか。
 まぁ、中には当選して、一時期評判を呼んだり目立つ行動をしていたりする人もいないではないが、結局は「党」と言う組織の員数合わせにしかならず、見る間のうちに埋没化してしまっているのが実情であろう。
 また、自分の興味(こんな言い方しか出来ない程度の知識しか持ち合わせていないのが現実ではないか)のある部分に対してだけは手厚い対策を望んで、正論ぶって言っているものの、全体としての均衡が取れたものであるか、という事に対しては全く無頓着である。
 これでは「駄々っ子」と同じである。
 各報道機関は是非ともこのようなやからを登場させるべきではないのではないか。
 某大学の、政治学の教授、という肩書きが例えあったとしても、「学習の世界」と現実の世界では違う事は、出演させる側が一番知っていることではないだろうか。
 尤も、いつも言うが「踊らされる国民」が一番良くないのだろう事は間違いがない。

投稿者:つねちゃん
at 09 :38| 報道 | コメント(0 )

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