2011 年10 月04 日
報道を鵜呑みにしない
「ニュース」という言葉の起こりの幾つかの説に「新しいもの(new)」という意味と「東西南北からの知らせ(North,East,West,South)」というものがあると聞いている。放送メディアが従来の新聞・ラジオから、TV、インターネットなど多彩を極めているのだが、「そうかそうか」と無批判に聞いていはしないだろうか。
全てのことについて疑問をはさむつもりもないし、それだけの知識もないのだが、時折「本当にそうなんですか」と疑って見聞きしてみてはどうだろうか。
最近、そんな目で見聞きしていると、良く「一般の人に聞きました」というのが気に掛かる。
TVで放送する場合は「顔は見られたくないけれど言いたいことがある」人の意見はまずもって採用されることはないだろうし、要点はついているが、言葉がすんなりと出てこない人の意見もまずは収録されたとしても、編集されてその真意や真剣さが伝わらないのではないだろうか。
結局「放送局の主張したいこと」だけが「実しやかに」報道されているのが実態ではないだろうか。
政府がある指針を打ち出すと、報道するためには多分10人を下らない人に取材をして、そのうち「自局好み」の意見を80%、異論や反対意見を20%くらいで報道しているのではないか、と思ってしまう。
挙句、大体は「反対意見」が大勢を占めているのが世論である、とばかりの報道である。
果たしてそうなのだろうか。
発表する側の政府も一辺倒に信ずるわけではないが、それを自局好みの変調を掛けた報道も「鵜呑み」するわけにいかないだろう。
投稿者:つねちゃん
at 06 :25| 報道
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