2011 年10 月06 日
「痛飲」という言葉が通じない
治験者になったことは以前にもこのブログに書いたが、担当の人と1ヶ月に一度「問診」がある。そのときに、それまでの約1ヶ月の血糖値測定結果ノートをお渡しするのだが、私自身のメモも兼ねて、どんな状況だったかを欄外に書くようにしていた。
大体は「ウォーキング60分」とかであるが、ある時、前夜あるイベントで鱈腹飲んだので、「前夜痛飲」と書いた。
で、聞かれたのは「お酒を飲んでお腹が痛くなったのですか、処置はどうなさったのですか?」と言う質問だった。
「エッ」と思った。
いやいや、そうではなくてひとつの謙遜と言うか、表現の一つで「鱈腹飲んだ」ということだよと説明をしたので、その時には納得してもらったのだが、担当の彼女はやはり組織の人だから、上部へ報告したのだろう。
次回「本当にお腹が痛くなったのではありませんね?」とまたしても聞かれた。
多分上部の人も若い人なのかもしれないが「痛飲」と言う言葉を理解してもらえなかったのだろう。
私自身、漢字が好きでいろいろな言葉を使って、人を煙に巻いたり、それを愉快がったりしている悪い癖があることは承知しているが、「痛飲」と言う言葉はその範疇に入る言葉ではなかろうと思っていた。
で、最後には「具体的にどれだけの量を飲まれたのですか、上司が聞いて来いと言うもので」と言われた。
仕様がなく「たぶん日本酒で5合位かな」と答えたが、今度は「合」が判らない。
ここでも、1合は180mlのことで、日本酒のアルコール度は大体14%くらいかな、と解説しておいた。
大体「痛飲」した時に飲んだ量なんて覚えているくらいならそういう言い方はしないものだ、と言っても理解されないであろう。
酒飲みのひとつの楽しみだろう、とお笑い頂きたい。
投稿者:つねちゃん
at 06 :33| 健康
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