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2011 年10 月11 日

久しぶりにスーツを着て歩く

 在職中、一般社員として「作業に没頭」している時は服装などには殆ど無頓着たったし、それが当然のこととして、何かの拍子にスーツなどを着ていこうものなら「今日は何の日」と揶揄されたりしたものだった。
 ところが、職位もあがると、どうしても「お客様対応」が必要となり、当然のことながら、スーツが「制服」のようになったもので、それで過ごすのが当然だった期間が相当長かった。
 真夏でも、当然夏服だったものの、都心を結構長い時間歩いても、それなりの「消夏法」があり、お客様の前ではハンカチで汗を拭うような事は殆ど記憶がないし、それをして相当上司から叱られた経験がある。
 それがリタイアしてからは、親戚や知人の不幸に参列するとき以外は殆ど着用することがなかったスーツである。
 また、参列する場合も殆どが車だったので、「歩く」と言うことはかなり少なかった。
 ところが、先日親戚の法事に際して、娘も仕事だったし、会場では「飲む」ことが当然だったのでそんなに遠くない距離だったし、気温も然程高くなかったので歩いて出かけた。
 距離としては、約1.5Kmくらいなので、在職中のことを考えればなんと言うことはない、と考えていたのだが、何せ久しぶりのことなので「暑さ消化法」というのが身についておらず、会場へ着いたときには汗びっしょり、とまでは行かないけれど、相当な汗で、洗面所でハンカチを濡らして、出来る限り体を拭いた。
 歳とともに体が鈍った事は当然あるだろうが、それ以上に「動作が身に着かなくなった」ということのほうが大きいのだろう。
 今週も「飲みに」行くことがあるが、やはり一種の同窓会であり、退職当時の職位相当の席に座ることになるので、スーツは欠かせない。
 今更そんなことを「身につける」と言う必要はないと思うが、時にはそんなことをして歩いてみるのも「健康」と言う意味ではあってもいいのではないだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 05 :55| 健康 | コメント(0 )

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