2011 年10 月18 日
褒め言葉も度を過ぎると嘘になる?
目くじらを立てるほどのことではないが、然程人気の無い(私が知らないだけかもしれないが)芸人(歌手や一般に言うタレントなど)がこちらのような「地方」に来るとなると、その宣伝文句がすごいことになる。「ふぅーん」と聞き流せば全く気にならない(今までがそうだった)のだが、ひとつ気にしだすと「本当にそうなのかい?」と突っ込みを入れたくなる。
「満を持して」わざわざ田舎に公演に来たのだから、有り難く受講料を持って、万難を排して聞きに来るように、というような言い方をされると、???となるのは、私だけではなかろう。
かつて、GS華やかなりし時、たまたまだが、在京生活をしたことがある。
当時私らの年代の男女が集まっていた、銀座の「ACB」と言うゴーゴー喫茶では、スパイダーズ、タイガーズを初めとしたグループが、平服のまま出演していた。
勿論、私も当時はミーハーの一員で、舞台前で大きな歓声を上げていた記憶がある。
それが数年経って、確か金沢だったと思うが、地方公演に来た。
少し勢いが衰えたとは言うものの、まだまだ田舎では飛ぶ鳥落とす勢いだった。
私自身はもう飽きてしまっていたのだが、その時の宣伝文句もすごいものだったし、勿論煌びやかなステージ衣装だったのだろう。
そんなことを思い出しながら、最近の余り知れ渡っていないタレントなどの紹介記事や、アナウンスには閉口してしまう。
「満を持した」のはいつごろから?「数々の都合を調整しながら」とは、どんな都合があったの?などなど、そのうたい文句の一つ一つに「突っ込み」を入れたくなってしまう。
勿論一方的な非難をしているのではなく、そんなことで「褒め称える」ことも現在の芸人さんに必要なのだろう。
と同時に、子育てにもそれほど大袈裟ではなくとも、「褒めて育てる」と言う意味で少しは借りても良いのではないかと、微笑んでいる自分がいる。
投稿者:つねちゃん
at 06 :31| 子育て
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