2011 年10 月21 日
疎まれても言っておきたいことがある
在職中の一時期、その組織の最高の地位にある人から、よく叱られた。ある意味で「瞬間湯沸かし器」と渾名を取る人で、決して私だけが目の敵にされていたのではない。
同僚と酒を飲んだ時に、自己弁護ではないが、余り上司の悪口を肴にすることは無かったが、ことその人の話になると意気が上がったものである。
でも、最後には「だけど、正論だから面と向かって反発できないんだよなぁ」と言うことで終わった。
決してこれを真似た訳ではないが、これと同様に、部下などに自分の思っていることを「言い聞かせた」ことがある。
リタイアした今思えば、「どうでも良い事じゃなかったか」と思うことが多いが、それでも第一線に居たときのことを思えば「今言っておかなければ」と言う一種の情熱のように感じていたのだろう。
ましてや「品質管理」と言う部門が長かったこともあって、周りからは「疎まれる」ことが多かった。
しかしながら、表題のように「疎まれても言っておきたい」ことばかりだったのである。
いま、子供や孫に言っていることも、その一つではないだろうか。
余り言い過ぎると、反発や「そんなことまで言わなくても」と注意されるが、それならば黙って聞いていると、その注意した人が同じ様な事を言っているのである。
決して「悪気」があって言っているのではなく、大概の場合は「良かれ」と思って言っているのである。
メインカテゴリーで「子育て」としたが、これは何も「子や孫」などの目下に対してではなく、同僚や先輩にもであるが、結局は「自戒」が最も大きいのではなかろうか、と苦笑いである。
投稿者:つねちゃん
at 06 :18| 子育て
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