2011 年10 月31 日
怒るな
最近は然程「怒る」と言うことが少なくなったように自覚している。いくらこちらが怒ってみても、怒られた方の姿勢や態度が変わるものでもないから「暖簾に腕押し」でしかないと思うからだろう。
いわば、こちらが勝手にヒートアップしても、事態は何も変わらない、と言うことに気がつくからであろう。
でもしかし、その分の反動と言うか、一度「怒る」とそれがヒートアップどころか、フィーバー的になってしまい、自分でも手がつけられないと思うから勿論家族や他人に収められる訳が無い。
また、それが長い間続くことがあり、そうなると自分だけが一人でいきまいていて、怒られた当人は勿論他の人も「放って置けば」と言うことになり、それがまた癇癪のネタになってしまう。
「それじゃ駄目なんだよ」と何度自分に言い聞かせてみても、「理屈じゃ判っていても」と言うことになり、悶々とした日が続く。
何度自分に言い聞かせてみても直らないなぁ、人間だもの、かぁ、などと納得させることも無いではないのだが、凡人たるものそう簡単に収まらない。
でも、いつものこのブログのように「仄々」「ノホホン」と「前向きに」解消していければ良いではないか、と何とか治まりをつけるようにしていきたい。
それでこそ「心の健康」と言うことにつながっていくのだろう。
でもなぁ、在職中は、自分では「江戸っ子は皐月の鯉の吹流し、口先だけで腸(はらわた)は無し」と嘯いて、翌日には「そんなことあったっけ」とばかり陽気に振舞えたのだが、リタイアした今、そのようにならないのは、加齢ばかりではないのだろうか。
務めて、そうありたいものだ、と思いながらも今回の「怒りの種火」は到底消えそうも無い。
投稿者:つねちゃん
at 06 :56| 健康
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