2011 年11 月17 日
ギリシャ、イタリアの二の舞にならないか
経済学、と言うものは、在職中の研修期間で週1回(1時間半の講義)で約半年学んだだけで、とても高尚なことを言うつもりはないし出来ないが、表記に挙げた国の昨今の事情を考えてみると、あながち「対岸の火事」とばかりとは思えないのではないか。わが国でも一部の官庁職員は、天下りを初めとしてトータルとしての高給取りだし、見せ掛けだけの一流企業の一部の社員もバブル掬いで、取るだけ取ったらすぐに転職してしまい、後は知らぬ存ぜぬの態度が目に余るのは私だけではなかろう。
国内は支払う給料や社会保障費が高いから、発展途上国に安い労働力を求める。
最初は中国や韓国だったのだろうが、それが発展してしまうと、タイやベトナムなどへと触手を伸ばす。
そのうちそこも発展すると今度は何処へ行くのだろうか、世界中を嘗め尽くしてどうにもならなくなったときに「やっぱり日本が良いや」と思っても、今まで空洞化させて来た日本で満足な労働力が得られると思っているのだろうか。
そう考えれば、表記の国の二の舞で「現在の給料などを初めとした待遇を低下させることは出来ない。全て国の責任で保障すべきだ」と言ってみても、「国」と言う組織体がお金を持っている訳ではなく、結局「国民から巻き上げた(おぉっ、かなり過激な発言だ)」税金と言うものに頼るしかなくなり、それまでの高給取りだった官僚や閣僚などは、身銭を切ることなく、税金と言う国民へのしわ寄せになり、いかに忍耐強い日本国民も暴動することになりはしないか。
そうならないうちに、政治屋と天下りに代表される官僚などは叩き潰し(おおっと、またもや過激発言だ)二度と立ち上がれないようにしなければならないのではないか。
そのためには、微力だけれども度々の選挙でしっかりと人を見据えて投票するしかないのだろう。
このことは決して「蟷螂の斧」や「ごまめの歯軋り」ではなく、着実な一歩になるのではないか。
何だか、このブログの趣旨「仄々」「ノホホン」から大分離れてしまったようだが、齢64歳にしてまだまだ世間に物言う、と言う姿勢が吾ながら天晴れだと、自画自賛である。 (^。^)
投稿者:つねちゃん
at 08 :08| お役所
| コメント(0 )