<< 前のエントリ | メイン | 次のエントリ >>
2011 年12 月07 日

電飾を点灯

 母が逝去して「お正月」祝いはないから、年末年始は少しだけ気が楽である。
 慌てずに掃除もして、それなりに小奇麗にはするものの、正月飾りや宮参りは全くしない訳ではないものの「喪中」と言うことを意識しながらしめやかに行うことにしている。
 そんな中、昨年は少し故障箇所があったので、取り替えてもらった電飾を今年も点灯させることにした。
 母が、何処まで理解していたかは別にして、デーサービスなどから夕方帰る時には大抵点灯させていて「綺麗だねぇ」と言っていたことを思い出してこれだけはつけることにした。
 隣の同級生は飾りつけは毎年やるのではなく、少しずつかもしれないが増えたり変化させているので、とても太刀打ちできないが、ささやかに塀際で点灯している。
 玄関脇のクリスマスツリーを模したものには、もうすでに5年くらい前から設備しており、こちらはリズムを変えながら点滅するので、見ていてもそれなりに華やかである。
 それにしても、最近はあちらこちらにこの電飾が増えてきて、それなりに楽しく感ずる。
 今更ながらLEDの威力には感心する。
 かつてこの手の電飾を設備するとなれば、豆電球の数だけではなく、電力量(料)の心配が付きまとった物であるが、この節電のご時世でも、それは殆ど心配することもないようである。
 もう何年前になるだろうか、神戸のルミナリエを家内と見に行ったときは、確か殆どで電球だったように思う。
 それを見たときの感動は今でも忘れられないが、同時に感じたのは、ENIACと言う電子計算機のことである。
 勿論見たことはないが、広大な面積の中に18000本の真空管と聞くと、入社時に出張に行った所で多分数千本の真空管を具備した設備が動いていたことを思い出す。
 聞くと、毎日何本かの取替えが必要だと聞いたが、それにしても物凄い暑さだったことを思い出す。
 どうも、一緒の職業病的な感想である。

投稿者:つねちゃん
at 09 :34| 日記 | コメント(0 )

◆この記事へのコメント:

※必須