2011 年12 月16 日
今年の振り返り 人に教える
リタイア後、格好良く言えば、最初は完全ボランティアで、頼まれて「PCサポート」を行ってきた。年末のこの時期、大抵申し出があるのは「プリンターが上手く動かない」とか「写真が綺麗に出ない」など年賀状関連のトラブルである。
今は加入していないが「ボランティア保険」と言うのがあって、たとえば行く途上での事故などの場合補償してくれるものだったので、その点は大丈夫だった。
でも、ガソリン代は勿論、そのための資料づくりなどは完全に「無償」だった。
保険適用はそれが条件だった。
その後は、ボランティアではなく来て欲しい、ということがあり、約2年半ほど続けただろうか、正直「良い小遣い稼ぎ」になったものである。
在職中も「借役教官」として何度か「教壇」に立ったり、品質管理を中心にいろんなところで「教育」をしてきたので、ある程度の時間配分や、話をはぐらかすようなテクニックも身につけていたつもりだった。
今年それが役に立った出来事があった。
一つは孫が通う小学校からの依頼で「昔の遊び」を教えて欲しい、と言うことだった。
いくつかの種目の内で割り当てられたのは「メンコ」である。
餓鬼の頃「賭けメンコ」をやっていたが、まさか小学校で「賭け」は出来ないので、「めくり」と「飛ばし」を話と実演を交えながら、45分間を2コースやった。
書かせられたのだろうが、感想文では「またやってみたい」とのことだったので、それなりに満足した。
もう一つは「寿大学」で「便利で楽しいデジタル生活」と言うことでの講演を頼まれた。
聴講生としての会員は65歳以上と言うことだったので、全て年上の方ばかりだった。
(伯父の葬儀の時に「あのときの聴講生だった」と言われた方がいらして、恐縮したのだが)
講義時間の目安は「1時間半」と言うことで、その後質問時間は別、という設定である。
幸か不幸か質問は出ず、でも、昔とった杵柄だろうか、きっちりと1時間半で拍手に送られながら終えることができたのは、久し振りに約50名を相手に喋れ、それなりに声も出ていたとのことだったので、満足だった。
来年は依頼が無いだろう(続編を全く意識していないので)が、何かの機会に大勢の前で話すことがあれば、積極的に恥を曝しに行きたい物である。
これも、一つの健康法だろう。
投稿者:つねちゃん
at 06 :42| 子育て
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