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2011 年12 月20 日

私の正信偈

 年初めの目標の一つが「正信偈」を100回書き写す、だった。
 11月最終週にその目標は達成できたので、小さいことかもしれないが「目標達成」は私にとって快哉の出来事だった。
 正信偈については、随分昔に買ったカセットテープをCDに焼き付けて、お風呂の中でも読みながら唱えた物である。
 大体2日に1度入浴するので、旅行や何かで抜けた時があったとしても、多分100回以上は唱えていたのだろう。
 風呂では、同時に「仏説阿弥陀経」と言う物を「聞いて」も居た。
 だからこれも100回を越して「聞いて」いたのだろう。
 読み、書き、と言う点で私の「正信偈」は一応完結させた。
 だからといって、決して信心が深まった訳でもなく、「帰依する」などとは縁のない生活様式は全く変わっていない。
 少しばかり変わった点を無理に思い起こせば、月忌参りに来られた若いお坊さんが、時折唱えられる時に、とても着いてはいけないけれど、ブツブツと呟く程度に唱えることがあることだろうか。
 かつて、「般若心経」も同じように書き写して読み唱えたことがある。
 これは600回で完了とした。
 これとて「無」を得知した訳ではなく、相変わらずパチンコや宝くじ、競馬と「現世の欲」を丸出しにしている自分が滑稽である。
 しかしながら、無信心である事を承知しながらだけど、何かの時に「フッ」と思い出すことがある。
 私の信心や仏教とのお付き合いはその程度でいいのだと思っている。
 冥土へ行った父から「バカヤロウ」と叱られそうだが。

投稿者:つねちゃん
at 06 :57| 健康 | コメント(0 )

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