2012 年01 月13 日
略字を書かなくなった
今年も相変わらず「書き取り」を続けている。書き取りの効用については何度か書かせてもらったが、今回もその一環である。
今までの手書きでは「門構え」「雨冠」や「馬」の下の4点などを初めとして、およそ「スピード第一」と言うことで略字を出来るだけ沢山使っていた。
書き写しで、仏教系、論語などをやっていると、難しい漢字や、現代ではこのように書くなどの漢字が出現する。
流石に旧字をそのまま書くのは意識して止めているが、無意識に略字は書かなくなっていた。
雨冠は、正しく「雨」を書くし、門構えも同様に正しく書くように、気が付かないうちになっていたのである。
馬偏などについても、かつては、「ちょん」「すー」のように書いていたような気がするが、正しく四つの点を書いている。
勿論、これで「綺麗な漢字が書けた」などとは全く思っていない。
いや、むしろ「読めるけど下手だなぁ」と言うような感じがするのではなかろうか。
今年は、これに加えて「下手でも他人様が読めるような字を書く」と言うことに努めている。
これは、右手での書き取りは勿論だが、昨年から始めた「左手での書き取り」についても、同様である。
昨年までは「なぁーに、手・指の運動だから」と思っていたが、矢張り少しずつ書ける様になると、孫の学習と同様に「もう少し人が見て判るように」と言う気持ちになるのは、歳をとっても「欲」があるのは、まだまだ成長過程にあると思って、楽しくなってくる。
勿論、書いたものは、読み返して、すぐに「クシャクシャ、ポイ」でゴミ箱に行くので、他人様が見ることはない。
そんな思いをしながら、手・指の運動だけでない楽しみが今日も行えることに感謝している毎日である。
あっ、そうそう、今年から「日曜日は休み」にした。
投稿者:つねちゃん
at 08 :25| 学習
| コメント(0 )