2012 年02 月09 日
予算裁定に主婦の感覚を
消費税増税が盛んに言われている。何度かここでも書いたが、個人的には必ずしも増税反対ではない。
ただ、片方で、無駄遣いが野放しされていて、その余禄で天下りとしての地位確保などが為されているのでは、やはり「出(いずる)を制す」と言う襟の正し方が必要だと思っている。
近頃になってようやく(いやいや何度も言われてきては騙されているのが実情だろうが)「予算を見直す」と言うことが言われている。
かつて、会検が指摘していたことで驚いたことがある。
1個5万円の朱肉を全職員に与えることが予算化されており、それが「恒例化」しているという事実があった。
ということは、5万円の朱肉を全職員が1年で使い潰すという計算である。
如何にお役所が「はんこ行政」とは言うものの、現実的には考えられない。
使い方に差はあろうが、リタイアして「朱肉つき印鑑入れ」を100(105)円ショップで買った。
いまだに充分に使えている。
表題のように、予算最低に一般家庭の主婦にパートでやってもらったら、こんなとんでもない数値は出ないで、もっと安上がり(いやいや効果的なお金の使い方)としての予算が組み上げられるのではないだろうか。
何かと言うと、「有識者」を使われるのが常だが、殆どの有識者には「ヒモ」が付いているのである。
今現在付いていなくても、終わったら付く、のが保障されているような言動をするものである。
だからこそ、裁判員制度のように、その場限りの「パート」として採用するのである。
そうすれば、本当の意味で「庶民感覚」の予算になり、その上での増税が必要であれば、国民の多くが共鳴するのではないだろうか。
投稿者:つねちゃん
at 08 :13| お役所
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