2012 年02 月16 日
縁起も正しく担ごう
関西地方の風物詩だった「恵方食い」と言うことも、コンビニを基盤として全国に広まったようだ。「恵方」に向かって「巻き寿司」を「物も言わずに食べ切る」と言うようなことらしい。
それが出来たら「今年も縁起(景気)が良い」と言うのだから、誰しもが肖りたいのであろう。
それを貶したり非難したりする気は毛頭ないのだが、「信じる人は救われる」だろう。
ただ、気になるのは「今年の『恵方』は『北北西』です」と言うことである。
私だって、今まで何気なく使っていた「大安」や「仏滅」などを「もう少し知ってみたい」と言う動機から、つい数年前から「暦」と言う物を買って、色々な興味で見ているのだが、断じて「北北西」ではないと思う。
「恵方」とはその歳に「歳徳神」が居られる方向であり、「北から15度西に向いたところ」である。
北北西は、北西が45度だから、その半分の22.5度北寄りだという事になる。
方向を8等分ではなく、24等分にしていることから、このように少しずつずれているのであろう。
迷信や占いは私も大好きであるが、だからこそ「正しく理解」していきたいものである。
今までは「笑い話」で済ませてやったことはないが、今年はかなり崩した格好でやってみた。
方角だけは上記のとおりでやったが、巻き寿司はあらかじめ大きめに切った物だったし、中の具が家内と私で違っていたので、半分ずつ味わい、とても「物言わず」は出来ないので「美味しいね」と言いながら楽しんで喰った。
まぁ、本来の何分の一かでも「福」が舞い込んでくれることを期待しながら、食べられることを感謝しながら行った。
投稿者:つねちゃん
at 08 :16| 日記
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