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2012 年02 月21 日

LCCに期待

 一時期は「飛行機は大嫌いッ」だったので、東京への出張は殆ど電車利用だった。
 これは、父が「国鉄職員」だったことも無関係ではなかろう。
 兎も角「電車好き」だった子供時代である。
 勿論当時は「飛行機利用」と言うのは余程のことが無い限り無かったのでもあるが。
 最初に飛行機に乗ったのは、松山空港の事故がまだ記憶に残っていた頃の四国出張だった。それまで何度か松山までは行っていたので、その時は上司と目下の人間(仮にA君としておく:それから数年後には私の上司になったのであるが)とで、私は別のお客様の相手もあったので「引継ぎ」も兼ねていた。
 気軽に、A君に「切符を手配しておいてくれ」と頼んだのが切っ掛けだった。
 出先から戻るとデスクの上に見慣れないものが置いてあり、行きは飛行機の切符で、帰りが電車の切符だった。
 A君はすでに帰ってしまっていたので翌日「何だこれは、俺が飛行機嫌いだといつも言っていただろう」と詰問したが、相手との会合時間などを考えると仕方なかったのだという。
 彼にしてみれば、せめて帰りは私の嫌いな飛行機を避けることでの配慮だったのだろう。
 話を本来に戻して、最近LCC(Low Cost Carrier)の台頭が華々しい。
 遠くへ行く時にはやはり時間貧乏性としては飛行機が欠かせなくなっている。
 でも、どうしても「高価な乗り物」で中々難しかったのだが、これが国内をどんどん飛んでくれれば、当然使うことになるだろう。
 のんびり駅弁でもつつきながら「何処までですか?」などの会話も楽しみながらする「電車旅行」も楽しいが、目的地が明確になっている遠くへはぜひとも使いたいものである。
 そろそろ自家用車での遠路旅行は「行くだけで疲れる」から、現地でのレンタカーを利用する方法が適切になってくる。
 まだ「行ける」ことに感謝しながら旅を続けたいものである。

投稿者:つねちゃん
at 08 :24| 旅行記 | コメント(0 )

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