2012 年03 月13 日
かわいそうな「能無し議員」
このブログでも何度か書かせていただいているが、その殆どは「もっと勉強してよ」と言う議員さんへの要望だった。でもしかし、最近になってようやく気が付いたのだが、「能無し議員」へ要望することは、「八百屋で鮮魚、魚屋で新鮮野菜を求める」以上に無理なことではないかと思い始めている。
「貴方とは違うんです」と言った総理大臣は「私はみんなから煽てられて嫌々ながら議員になったので、あなた方のように自由に物を言うことなどとても出来ず、私を議員や総理にした人の顔色を伺いながら発言しなければならないのですよ。国民よりもそんな人が最優先なのですよ」と言いたかったのではないか。
議員になれば「誰のおかげでなれたと思っているのだ。俺が一声掛ければすぐにやめさせられるのだぞ」と言うような人に操られなければならないし、「あの時あれだけ頑張ってやったのだから、それなりの見返りはしてもらわないと」と言われて、支援者優先、国民は二の次、三の次にならざるを得ないのだろう。
それが個人ではなく、企業だったり、団体だったり、地域だったりする場合、とても「国会議員」の本質を果たせることなどできるものではなかろう。
ましてや、「どんな質問をすればいいの」と官僚に伺いを立てて、精々3手ばかりを読んだ質問をして、意気揚々となってみたりする。
それをまた支援者が「お疲れさん」と飼い犬にご褒美の餌を与えるかのごとく煽てるので、それが何度か続くと鼻が高くなってしまう。
自分で考えることは「私利私欲、我(党)利我(党)欲」にしか回らないのではないか。
まぁ、よく言うが、そんな議員さんを「自分は選んでいない」としても、結果として当選させている我々国民がそれを「是」としていることも現実なので、私自身あまり立派なことが言える訳ではないが、時々こんなことが言えることが私の楽しみである。
投稿者:つねちゃん
at 08 :51| 政治への注文
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