2012 年03 月23 日
日本舞踊
最近「名取り」といわれる方の日本舞踊を見る機会があった。素人ながら、その身のこなしの流麗なことにはまさに感心するばかりだった。
また、これは震災被害者の慰めとして世界的に有名な方の「ダンス」もこちらは「垣間見た」くらいだったが、ダイナミックさにおいては、日本舞踊とはまた違った意味で、「素晴らしいなぁ」と思った。
後者の方は、また別の機会があれば、それなりの感じを書かせていただくが、前者の日本舞踊には、「出来れば」という意味でお願いがある。
仕種その物は、前述のとおり「流麗さ」という点で見事な物なのだが、その仕種が何を表しているのかが、残念ながらさっぱり判らないのである。
本格的かどうかは判らないけれど、美空ひばりが謡い踊る「車屋さん」や、江利ちえみが歌い踊る「木遣りくずし」などは、その歌詞の文句から「こうなんだろうなぁ」と推測することも出来るのだが、三味線や太鼓の伴奏だけで演じられる日本舞踊は、残念ながら想像すること自体が難しい。
子供の頃、町内の春祭りでは「庵屋台」というのがあって、姉と妹が年頃になって、屋台の上で踊っていたときに、その練習風景を見ていたし、お師匠さんの注意も聞けたので、それなりに「こういう意味の仕種なんだ」と理解も出来たのだが、今はそれも無い。
ちなみに、どちらがどちらだったか忘れてしまったが、「汐汲み」と「藤娘」だったと記憶している。
でも、本当の意味は恋心を歌や舞踊にしたもので、13−4歳の女の子には理解し難かったのではないだろうか。
一々の解説は煩わしいが、何らかの方法で「仕種の意味」が判るともっと楽しいものになると思うのだが。
投稿者:つねちゃん
at 08 :33| 興味あること
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