2012 年04 月04 日
どちらを望むのか
現政権になってから、党内での議論がかなりオープンになり、毎日と言って良いほどその内容が報道されている。当然、賛否両論が出て、話題をより一層盛り上げている。
私としては「能無し評論家」としか言えないような人も、寄って集って「私はこう思う」と言う論点でまくし立てている。
勝手にまくし立てるのは、それも世論の一つだから、結構なことであるが、「公器」と言う「電波」を使ってやるのは辞めていただきたい物である。
評論家はまだ良いとしても、野党の対応がなんだか「面白い」。
今までは、経緯などは全く知らせずに「こう決まりました」との発表があるだけで、それについての議論は殆ど為されなかったのではないか。
果たして、我々はどちらがお好みなのだろうか。
内部での議論を見せる方が良いか、密室で決まったほうが良いのか。
現在議論されている原発についても、当時の与党は「推進一直線」で、リスク対策についても「この程度で良かろう」とやってきたことで、形式的に「安全委員会」などという空洞で、天下り先を作っただけだったのではないか。
SPEEDIなどと言うシステムも、今回のことが無ければ、作られていたことも殆ど知らされていなくて、システム作りに巨額の投資を行って、その幾許かは本来目的以外(政治屋さんにしてみれば、それが本来の目的だったのかもしれないが)の誰かさんの私腹を肥やしてきたのだろう。
そんな見方で、現政権の議論の過程が見られることを良し悪しの判断と認識すれば良いのではないだろうか。
この件とは別に書かせてもらうつもりでいるが「現在の政治に民意が反映されていない」と報道されたが、そう言っている人は自分の意思で反映する行動をしているのだろうか。
投稿者:つねちゃん
at 06 :40| 政治への注文
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